「とんでもない夜だった」ウルブズからニックスへ電撃移籍のタウンズが“運命の日”を回想「連絡がなかったんだ」<DUNKSHOOT>
その上、昨季プレーオフでウルブズはウエスタン・カンファレンス決勝まで勝ち上がっていたのだから、タウンズが「ここで引退することになるだろうと思っていた。キャリアの中でずっと、ホームと呼べる場所になるんだろうと思っていたんだ」と言うのも頷ける。 だがトレーニングキャンプ開始直前の10月2日にトレードが正式に成立し、ニックスへ移籍することに。ウルブズ時代にトム・シボドーHC(ヘッドコーチ)の下でプレーした経験があったことはプラスながら、開幕まで1か月を切ったタイミングで新チームへ入団するのだから、順応するまで時間を要してしまうことは否定できない。 それでも、28歳の先発センターはプレシーズンマッチ4試合に出場し、平均25.5分のプレータイムで18.3点、11.0リバウンド、1.5アシスト、1.5スティールをマーク。フィールドゴール成功率37.5%、3ポイント成功率17.4%については要改善も、フリースローは平均7.8本獲得して6.8本を決めており、成功率87.1%とショットのうまさは健在だ。 ブランソンとハートにミケル・ブリッジズ、OG・アヌノビーら好タレントを擁するニックスで、攻守両面で貢献できるタウンズはイースタン・カンファレンス、そしてリーグ全体の脅威となる可能性を大いに秘めている。 文●秋山裕之(フリーライター)
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