【サッカー|J1アルビ】今季ホーム最終戦:残留への大一番も厳しい結果に・・・【新潟】
明治安田サッカーJ1アルビレックス新潟は、11月30日にホーム最終戦でガンバ大阪と対戦しました。J1残留をかけた大一番でしたが…厳しい結果となりました。 2万7000人を超えるサポーターが詰めかけた今シーズンのホーム最終戦。 ■サポーター 「ホーム最後なので、次の浦和戦はいけないので選手の動きを目に焼き付けたい。」 「今日は絶対最後のホームの試合なので、絶対に勝って終わりたい。」 「今日最後の選手もいるので、最後の選手にもありがとうの気持ちが伝わるように感謝して応援したい。」 この試合、引き分け以上でJ1残留が決まります。相手はリーグで2番目に失点が少ないガンバ大阪。 勝利を手にしてJ1残留へ。負けられない大一番が始まりました。 試合前半から仕掛けたのは、ガンバ。12分、左サイドからピンチを招くと…その3分後、キーパーと1対1の大ピンチ!ここは、守護神・小島がビッグセーブ!大ピンチを防ぎます。しかし、安堵も束の間…与えたくなかった先制点。追いかける展開となります。 早く追いつきたいアルビは21分、長谷川から小野!絶好のチャンスを決めきれず…。ただ、その後はコーナーキックからチャンスを作り続けます。ただ、立ちはだかるのはガンバの守護神・一森。43分にもコーナーキックを得ると怒涛の波状攻撃でゴールを狙いますが、鉄壁の守備を崩せず1-0で前半を折り返します。 残留へ、何がなんでも追いつきたいアルビは、攻撃陣を入れ替えてゴールを狙いに行きます。すると41分、橋本の縦パスから長倉!途中出場の長倉が積極的にゴールを狙うもポストをたたきます。 結局、最後までガンバのゴールネットを揺らすことができず、1-0で敗れたアルビ。さらに残留を争う磐田が勝利したため、J1残留の行方はいよいよ最終節まで持ち越されることとなりました。 ■小野裕二選手 「非常に残念な結果になってしまって申し訳ない。(最終節は)アウェーだが、たくさんの方が来てくれると思うので、勝ち点をとって自分たちの手で残留を決めたい。」 そして、試合後に行われたセレモニー。 今シーズンでチームを離れる鈴木孝司・トーマスデン・島田譲の3人がサポーターへ挨拶しました。 ■島田譲選手 「僕はゴールを決めたり派手なプレーでみなさんに良い思いをさせてあげることはなかなかできなかったけど、みなさんのおかげで最後までやり切ることができました。本当に5年間ありがとうございました。」 残留をかけた勝負の最終節へ、最後に呼びかけたのはさらなる後押しです。 ■松橋力蔵監督 「お願いします。もう一試合我々に力を貸してください。よろしくお願いします。」 ■堀米悠斗選手 「ラスト1試合、必ず勝って来年もJ1で戦いたいと思っています。必ず次でみんなで残留決めましょう。ありがとうございました。」 アルビがJ1残留できる条件は降格圏の磐田との勝ち点差が「3」のため、次の浦和戦に”引き分け”か”勝利”で残留が決定となります。もし負けてしまった場合、磐田が鳥栖に”引き分け”もしくは”敗戦”となれば、アルビがJ1残留。磐田が”勝利”をおさめた場合は、得失点差での争いとなります。 現在の得失点差は「3」のため、仮にアルビが0-1で敗れ、磐田が1-0で勝った場合は得失点差が「1」開いているため、アルビが残留。ただし、このケースで磐田が2-0で勝つと、得失点差でも並び次は総得点での争いとなりますが、この総得点では磐田が現状優位にたっているためアルビが降格となる可能性が高くなります。 まさに大一番となる最終節は、12月8日(日)アウェーで浦和と対戦します。