地元ファン期待の豊田健士郎が苦戦/ボートレース津・ツッキー王座決定戦
ボートレース津のGI「開設72周年記念 ツッキー王座決定戦」は7日、予選2日目を終えた。今節、関係者や地元ファンの期待を最も集めていたのは豊田健士郎。しかし、序盤は芳しくない結果に。「伸びないなあ。バックで中田竜太さんと並んだのに、最後には伸びられてしまった」とパワー劣勢を痛感している。 豊田の相棒である21号機は、7月に高田ひかるが優出したものの、男子選手が乗った際には結果が伴っていない。高田の後に乗った石田政吾は8戦未勝利、さらに続く近藤雄一郎と大澤誠也も3節連続で未勝利が続いている。「過去の談話を見ても、回転を止めるべきか判断が難しいですね。でも、思い切った調整を考えないとダメかもしれない」と打開策を模索するが、まだ正解は見つかっていない。残り3走で25点が必要という厳しい条件に追い込まれている。 一方、初日は責任外のエンスト失格となった森野正弘だが、エンジンの状態は至って快調。「津は出走回数こそ少ないが、優勝経験もあり、水面に対するイメージは良い」とのこと。さらに、「ペラも触っていない」と、前節で低調機から節イチに仕上げた小野達哉の調整を信頼し、2日目のオープニングを飾る結果となった。巻き返しを急ぐ中盤戦へと突入している。
マクール