【衆院選】福岡11区・村上氏が大金星「大きい仕事をしないといけない」裏金問題の逆風に敗れた武田氏「レッテルを貼られた」
そして27日、村上さんは、3度目の挑戦で初の当選を果たし、日本維新の会から九州で唯一の議席獲得となりました。 FBSの出口調査では、無党派層からの支持は6割を超え、自民党支持層からも3割を超える支持を受けました。 ■澤田泰佑アナウンサー 「村上さんに当確が出て、武田事務所では『あー』とため息がもれました。」 ■武田氏 「原因はすべて、この私にあるわけで、本当に皆さん方につらい思いをさせて、申し訳なく思っています。結果を私も厳粛に受け止めて、次に向かってゼロからスタートいたします。」 いわゆる裏金問題について「レッテルを貼られた」と表現しました。 ■武田氏 「私が残念でならないのは、裏金をもらったわけでもなく、裏金を作ったわけでもない。担当者の記載漏れで“裏金”のレッテルを貼られたのがつらい。」 ■有権者 「あんなに騒がれても平気で2000万円という大金が動くんだから。クリーンに越したことはないけれど、でも変わらないと思います。」 「いろいろ複雑だった。本当に入れたい候補があまりなかったので、消去法で書いて入れました。力がある政党が正しい道を歩んでやってほしい。」 ■村上氏 「落選しても武田さんの方が(新聞に)出ている。『村上強い』じゃないですね。大きい仕事をしないといけないという気持ちがより強くなっています。」 これからの村上さんは結果が問われる立場となります。 ■武田氏 「今後ともよろしくお願いします。」 与党の過半数割れで今後の政局が不透明な中、選挙は終わったばかりですが、早くも次の戦いに向けて動き出しています。