サンド富澤「とりあえず逃げて」震災発生時の最優先事項と強調
8月11日(土)、お笑いコンビ・サンドウィッチマンの伊達みきおと富澤たけしがパーソナリティを務めるラジオ番組「サンドウィッチマン ザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送・毎週土曜13時~15時)が放送。先日、宮崎県で発生した最大震度6弱の地震の話題に触れ、被災経験のあるサンドの2人が、防災対策についての見解を述べる一幕があった。
伊達:地震もありましたね。宮崎県、最大震度6弱ということですけどね。また大きな地震が来るかもしれないということでね、注意が出てますけども。地震大国だからね、日本はね。常に警戒しておかないといけませんよ。 富澤:そうですね。 伊達:(今のうちに)備蓄、備えね。なにも無ければそれは良いわけだから。 富澤:なにもしてないと慌てて(災害時に店が)混んじゃうっていうね。 伊達:あとはそれこそ本当に避難所の確保。高台ってどこなんだろうな、自分の家から。海からここって何メートルあるのかなとか。なんとなく頭に入れておくと良いですよ。 富澤:あと家族とどこに行くっていうのを決めておかないと。 伊達:東日本大震災の時もそうだったけど、携帯が繋がらない状態になるのでね、絶対に。だから連絡取らなくても「必ずここで落ち合おうねと」常に約束しておけば、いずれ近々、会えるんでね。 富澤:とりあえず逃げて、後で会おうとしておかないとね。探していたりすると津波が来たりしますから。まず逃げると。 伊達:そうそうそうそう。そういうとこだけはちゃんとやっておいてほしいなと。 東日本大震災で被災した2人は経験則から、まずは「逃げる」という選択肢を最優先に考えて行動してほしいと述べた。更には地元のみならず、出先などでも最低限の確認を行ってほしいと呼びかけた。 富澤:あとどこか行った時とか、なんとなく「あっちの方が高いな」とか「あそこ行った方がいいな」とか(確認してほしい)。 伊達:特に経験した人間にとっては、なんとなく自然と思うようになったな、俺等も。 富澤:見ちゃいますね。 伊達:「ここ津波来たら危ないな」とか。「ここ高台ないんじゃない」とか。 富澤:「ずっと平らだな」とかね。見てますね、自然と。 伊達:なんとなく考えてしまっていますけど、それは(危機管理として)良いことなんでしょうけどね。(みなさんも)気を付けましょうね。
いつまた発生するか予断も許さない状況なだけに、常日頃からの心の準備をしてほしいと、最大限の注意を促していた。