【ジャパンC】ファンタスティックムーン・ピーヒュレク騎手「勝つための前提条件はそろっていている」 陣営インタビュー
ジャパンカップ(東京、GI、芝2400メートル)を11月24日に控え、ファンタスティックムーンを管理するサラ・シュタインベルク調教師、騎乗するレネ・ピーヒュレク騎手がインタビューに応じた。 ★サラ・シュタインベルク調教師 ――出走の経緯は 「今年が最後のシーズンで、前走の凱旋門賞は残念ながら重馬場であまり思わしい成績を挙げることができませんでしたので、やはり馬場のいいジャパンカップならいい結果が期待できるのではないかと決定しました」 ――来日後の状態は 「ドイツから日本までの長旅でしたが、非常に短期間で日本の環境に順応した印象を受けています。調子も状態も非常にいいです」 ――芝コースでは追い切らなかった 「本国で最終の仕上げを行ってきていたので、ダートコースでしか調整を行っていません。ファンタスティックムーンは慎重に扱わなければいけない馬でして、リラックスした状態を保ってあげることが実力発揮になります。そういうことで芝コースで走らせていません」 ――相手関係について 「ジャパンCは非常に力の強い馬が出走するレースです。ただ、ハイペースで行われるレースですので、それはこの馬にとって強み。末脚を発揮するためにはハイペースのレースが有利なので、本来得意とするところです。優勝できるかについては、星に手を伸ばすような感じになりますが、楽しみにしています。よい状態を保って、よいレースを行ってもらいたいです」 ★ピーヒュレク騎手 ――今年短期免許で来日したが、東京競馬場や日本馬の印象は 「東京競馬場の芝コースは非常にいい馬場である印象を受けているので、これならファンタスティックムーンにとって有利になるのではないかと考えて出走を決めました。日本馬は体格が良く、優雅な動きをする馬がそろっている印象があります」 ――この馬の長所、成長した点は 「初戦から騎乗していますが、末脚の切れる馬で、年齢とともにそれが顕著になっています。体格もしっかりしてきて、力強い馬になっていますし、加えてリラックスできるようになりつつもあります」 ――きょうまたがっての印象