石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首相と挨拶…《相手の首脳もカチンとくるで》とSNS
「効果的な多国間協力が一段と重要だ」――。南米ペルーで開かれていた「APEC=アジア太平洋経済協力会議」の首脳会議が16日(日本時間17日)、首脳宣言を採択して閉幕した。 【写真】「石破×トランプ会談」実現暗礁で透けるシゲル・パッシング…対米外交の前途にも暗雲 APECが本格的な外交デビューとなった石破茂首相(67)。各国首脳とどのような関係性を構築できるのか。与野党内で外交手腕を不安視する声が上がる中、国民の注目が集まっていたのだが、その振る舞いを見た限り、先行きは「暗い」と指摘せざるを得ないだろう。 APECなどの国際会議で行われる恒例行事が、参加国の団結を示すための集合写真の撮影だ。この時、どの位置に立つのか。誰の隣で写真に写るのか。そういった何気ない動作が国内外に存在感を示すことにつながる。 ところが、石破首相はこの集合写真の撮影を欠席した。交通渋滞で撮影時間に間に合わなかったとはいえ、日本の首相が並んでいないのは前代未聞の事態と言っていいだろう。 林芳正官房長官(63)は会見で、石破首相の写真撮影欠席について、「首脳会議自体の成果や各国首脳との関係構築に影響を与えたとは考えていない」などと説明していたが、SNS上で写真撮影の欠席以上に問題視する声が上がっているのが、会議に出席した石破首相の態度だ。 ■野党議員からも苦言を呈される 拡散されている映像には、APEC会場内を各国首相らが立ち上がって積極的に他国の要人とコミュニケーションを図る中、石破首相が一人で自席に座り、懸命にスマホを操作している姿が映っている。驚くのは他国首脳と応対した際の態度だ。 マレーシアのアンワル首相(77)やカナダのトルドー首相(52)などが次々に石破首相の席を訪れ、笑顔で話しかけながら握手を求めるのだが、石破首相は立ち上がることもせず、ふんぞり返ってニンマリしたままだったからだ。 この石破首相の姿について、立憲民主党の小沢一郎氏(82)の「事務所」はX(旧ツイッター)でこう苦言を呈していた。 《たまにこういう人はいる。率先して交流を深める場なのにスマホばかりいじって自分の席を立たない。しかも相手が挨拶に来ても座ったまま。非礼の極み。問題は、それがわが国の総理だということ。もはや誰も注意できない裸の王様。恥ずかしいこと。外務省の責任も重大だが、基本的には総理の資質の問題。》 その通りだろう。笑顔でハグとは言わないまでも、立ち上がるぐらいはできるのではないか。ネット上でも揶揄する声が少なくない。 《こらあかんやろ。立ち上がるのは最低限の礼儀。相手の首脳もカチンとくるで》 《会場で一人で座ってスマホをいじる。お見合い会場で相手にされない姿の典型(笑)》 「オタク」を自称する石破首相だが、外交の場では「パリピ」になる必要があるのでは。 ◇ ◇ ◇ 少数与党に転落した石破政権。●関連記事【もっと読む】では《ふざけるな、石破政権もサラリーマン増税かよ!潰れたはずの「退職金課税」政府税調で再浮上》【さらに読む】では《自民裏金事件を放置しながら…石破首相が外交本格デビューのG20で「法の支配」訴えるバカらしさ》を取り上げている。