運転中に知り合いを発見! 挨拶で「クラクション」を鳴らしたら、後から「3000円の反則金を取られるよ」と注意されました。本当に鳴らしただけで違反になるのでしょうか?
クラクションの使い方を誤った場合の反則金
クラクションを必要のない場面で鳴らすと「警音器使用制限違反」となり、普通車の場合、反則金3000円が科せられます。今回のケースのように、知り合いに気づいてもらうためにクラクションを鳴らすと反則金の対象となる可能性があるのです。 一方、クラクションを鳴らすべき場面で鳴らさなかった場合も違反となります。「警音器吹鳴義務違反」に該当し、普通車の場合、違反点数1点と反則金6000円が科せられます。 クラクションは必要な場面でのみ使うべきで、不要な使用は控えるよう心がけましょう。
クラクションは安全のために鳴らそう
クラクションは正しいタイミングで適切に使えば、周囲の安全を保つことにつながります。気軽にクラクションを鳴らしてしまう人も多いかもしれませんが、思わぬトラブルのきっかけとなったり反則金を取られたりすることもあるので、注意が必要です。必要な場面以外でクラクションを鳴らさないよう心がけてくださいね。 出典 e-Gov法令検索 道路交通法 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部
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