【広島】野間峻祥が練習復帰 21日中日戦には上本崇司が合流「すべてが高いレベル」新井監督
交流戦を10勝8敗と勝ち越した広島が19日、リーグ戦再開に向けて全体練習を行った。13日から体の張りを理由に欠場を続けていた野間が、全体練習に復帰。さらに新井監督は、再開初戦の21日中日戦から左太もも裏痛で離脱中の上本が復帰することを明言した。今季は打率2割8分9厘を残し、左翼や中堅のほか三塁でもスタメン出場するユーティリティープレーヤーの復帰に「彼はどこでも守れるし、打つのも何でもできるので、すべてが高いレベルでできる選手なので、期待しています」と昇格を決めた。リーグ戦再開後もスタメンを固定せず、対戦相手や自軍の選手の状況によって打順を組んでいくチームにとって、重要なピースが帰って来る。 チームは現在、2位阪神に2・5ゲーム差を付けて首位に立つ。順位争いが注目されるが、新井監督は泰然自若だ。「まだ順位を考える時期ではないし、自分も考えてない。8月、9月くらいになってからだと思う。日々、ゲーム差なり順位も出て来ると思うけど、私は全然気にしてないです。もちろん目の前の試合を全力でやるけど、まだまだ勝負は先だと思っています」。勝負どころをシーズン終盤に見据え、交流戦までと変わらぬ全員野球で一戦必勝の姿勢で臨む。