“スプレッドブロッキング”を徹底解説!「すごかったもんなあ」完全復活を遂げたGKの技ありセーブがSNSでも話題|フットサル
【Fリーグ】Y.S.C.C.横浜 3-0 バサジィ大分(11月4日/町田市立総合体育館) 【画像】スプレッドブロッキングを披露!“完全復活”のGKが週間ベスト5に選出 昨年9月、右膝半月板損傷により長期離脱を強いられた横浜の守護神・矢澤大夢が、“完全復活”を遂げた。「立ち上がりはバタバタしたが、失点せず踏ん張れた」と本人も語った、技ありセーブが注目を集めている。
立ち上がり4分で見せたビッグセーブ
11月4日、町田市総合体育館にてFリーグ2024-2025 ディビジョン1第13節のY.S.C.C.横浜vsバサジィ大分が行われ、3-0で横浜が勝利を収めた。 7日に放送された『Fリーグダイジェスト』では、今シーズン初の完封勝利の立役者となり週間ベスト5にも選出された、横浜のGK・矢澤選手の活躍をピックアップ。立ち上がりでの失点を防いだブロック技術について、Fリーグ実況者であり、東京都1部リーグでGKとしてプレーする福田悠が解説した。 注目シーンは第1ピリオド4分、コーナーキックから、大分・ヒアンのダイレクトシュートを矢澤が冷静にブロックした局面。 この時、まずは逆サイドにわたった浮き球のパスに対して、福田は「ワンタッチでシュートを狙われる可能性を考慮し、ステップを踏みながら対応している」と、最初のピンチを防いでいることにも言及した。 そこから相手に折り返しのパスを選択されたため、矢澤は「スプレッドブロッキング」と呼ばれる姿勢で、最終的に失点を阻止した。 福田は片膝を折り、体で面をつくって守る「クロス」という体勢に触れた上で「『スプレッドブロッキング』は、ベストな位置で『クロス』ができないときに、逆足を伸ばしてより広い範囲を守れるようにしている」と、その使い分けを説明。「滑りながらだと上半身が後ろに反ってしまいやすいですが、矢澤選手はしっかりと上体も起こしているので胸でブロックできている。めちゃくちゃ価値のあるブロックだった」と大絶賛した。
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