「ポケットの中の握り拳」リメイク版にカラム・ターナー、ライリー・キーオ、ジェイミー・ベル
伊監督マルコ・ベロッキオの1965年のデビュー作「ポケットの中の握り拳」をエル・ファニング主演でリメイクする新作「Rosebush Pruning(原題)」に、カラム・ターナー(「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」)、ライリー・キーオ(「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」)、ジェイミー・ベル(「異人たち」)、パメラ・アンダーソンが出演することがわかった。 米Deadlineによれば、本作は昨年6月にクリステン・スチュワート、ジョシュ・オコナー、ファニングが主演すると報じられたが、スチュワートとオコナーがスケジュールの都合により降板。代わりにキーオとターナーの出演が決定した。 ベロッキオ監督、脚本の傑作「ポケットの中の握り拳」は、盲目の母親、一家の大黒柱である兄、その兄を偏愛する妹、知的障がいのある弟というブルジョア家庭に育った無職青年アレッサンドロの、家族や社会の価値観への反発を描いた風刺ドラマ。 リメイクする新作は、「憐れみの3章」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」「ロブスター」のエフティミス・フィリップが脚本を執筆した。2019年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門作品賞を受賞した「見えざる人生」のカリム・アイノズが監督を務め、現在スペインで撮影が進行している。