残業代を不正受給など 職員3人に対し懲戒処分(静岡市)
静岡市は5月30日、残業代を不正に受給していたなど職員3人に対し懲戒処分を発表しました。 懲戒処分となったのは駿河区役所に勤務する30代の男性職員です。この男性は2022年度に時間外勤務の予定時間を申請をしたあと、実際には勤務を終了していたにも関わらず実際の労働時間に修正することなく、延べ70回にわたり金額にして7万7672円を不正に受給したものです。この男性は、その後過大受給した全額を返納しています。 このほか、処分を受けたのは子ども未来局に所属する40代の女性職員です。この女性は2023年7月、普通自動車を運転中、静岡市駿河区国吉田の信号機のある交差点で進行方向が赤信号であったにも関わらず、交差点に進入し左方から青信号で進行してきた普通自動車と衝突し、けがを負わせました。 また、保険福祉長寿局に所属する50代の男性職員も処分を受けています。この男性は市の遠距離通学に関する補助金申請の業務において受給に必要な制度の改正が完了されていないにも関わらず改正されたものとして、申請者に支払い手続きを行うなど不適正な事務処理をおこなったということです。 これら男性2人と女性1人はそれぞれ減給10分の1、1か月の懲戒処分となっています。