中国「独身の日」の消費鈍化 2％増、高失業率が打撃
【上海共同】中国のインターネット通販の値引きセール「独身の日」の累計取引額が前年同期比2％増の1兆1386億元（23兆6千億円）だったと、調査会社の星図数据が13日までに発表した。若者の高い失業率や景気の低迷が打撃となり、伸び率は前年の14％増から鈍化した。 【写真】中国、ゾンビ風卒業写真が流行 就職難や学業で重圧
調査期間は10月下旬から11月11日まで。内訳は、通販サイトが9235億元と1％減。ネット上で映像を配信し商品を売るライブコマースは2151億元と19％増えた。 中国電子商取引（EC）最大手アリババグループは12日、累計取引額が「前年を上回った」と発表。節約志向が強まる中、多くの商品で「今年の最安値」と宣伝した。
