ナダル 全仏OP初戦は世界4位ズベレフに、マレーvsワウリンカの1回戦も注目<男子テニス>
全仏オープン
テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は23日、男子シングルスの組合せを発表。史上最多14度の優勝を誇る元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)はプロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を使用し出場しており、1回戦では第4シードで世界ランク4位のA・ズベレフ(ドイツ)と対戦することが決まった。 【錦織圭、ナダル、ジョコビッチら全仏OP組合せ】 前週まで行われたBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)では2回戦でH・フルカチュ(ポーランド)に屈したナダル。今季限りでの引退を示唆しており最後の全仏オープンになる可能性がある。 全仏オープンでは史上最多となる14勝をあげ、マッチでは112勝3敗を記録。過去の敗戦は2009年の4回戦でのR・ソダーリン(スウェーデン)戦と、2015年と2021年のN・ジョコビッチ(セルビア)戦のみという圧倒的な成績を残している。 そのナダルは1回戦でズベレフと対戦することが決定。両者は過去に10度対戦しておりナダルの7勝3敗。最後に対戦したのは2022年の全仏オープン準決勝であり、当時はナダルが7-6 (10-8), 6-6とした時点でズベレフが大けがを負い途中棄権している。 また、その他の注目カードは世界ランク75位のA・マレー(イギリス)と同97位のS・ワウリンカ(スイス)の一戦。両者は過去に22度対戦しており、マレーの13勝9敗。直近では2022年のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)1回戦で対戦しており、マレーが7-6 (7-3), 5-7, 7-5のフルセットで勝利している。 なお、全仏オープンでは過去に3度対戦。準決勝で顔を合わせた2016年はマレーが勝利したものの、再び準決勝で相まみえた2017年、そして1回戦で激突した2020年はワウリンカに軍配が上がっている。
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