【ジャパンC】(3)ドウデュース 自分のリズムで、陣営「枠を気にするような馬でない」
王道を突き進む。ドウデュースは97年ピルサドスキー以来、勝ち馬が出ていない3番に入った。大江助手は「そんなに枠を気にするような馬ではないので自分のリズムで走れれば。それに尽きる」ときっぱり。追い切り翌日は厩舎周りの運動。「高ぶることはなく、いつも通りに過ごしている」と反動もなく順調だ。 昨年は同じ臨戦過程で4着も、今年はひと味違う。「馬体がカチッとして完成してきた。春は馬っ気が強かったけど、この秋は落ち着いていて春とは違う」と強調。心身ともに充実期を迎えている。5つ目のG1タイトル獲得へ、日本の総大将として海外勢を迎え撃つ。「これだけのメンバーが集まり、ヒリヒリしたレースになりそうだけど前走(天皇賞・秋1着)のような競馬ができれば、いい結果が出ると思う」と自信を持って送り出す。