STU48・岡田あずみが語る今のグループの強みと前キャプテンの存在「背中がずっとカッコよかったです」【1stアルバムインタビュー】
瀬戸内を拠点とするアイドルグループ・STU48が、1stアルバム『懐かしい明日』を2024年6月12日(水)にリリース。本アルバムには、1stシングルから10thシングルまでの楽曲に加えて、新曲も4曲収録される。今回は、4月からSTU48の3代目キャプテンに就任した岡田あずみにインタビュー。前キャプテンの背中を見て感じたこと、自身がキャプテンとして大切にしたいこと、そして1stアルバムにかける想いについて、お話を聞きました。 【写真】STU48・岡田あずみのアザーカット
◆2024年4月1日にSTU48の3代目キャプテンに就任したばかりの岡田さん。まだ数か月ですが、キャプテンとして活動してみていかがですか? 就任してから「STU48 7周年ツアー」が開催されたのですが、本番前の円陣で呼びかけをしたり、MCでしゃべる機会が多かったりなど、これまでとは立場が違うと感じる場面が多々あって。ツアーを通じて、キャプテンとしての責任を改めて感じています。 ◆SNSでは不安やプレッシャーもあるとお話されていました。 すごく感じています。特にツアー初日はプレッシャーがかなり大きかったです。ステージ前の円陣はだいぶハキハキとできるようにはなりましたが、心のなかではまだ不安で……。でも、そういう不安に負けずに自分がキャプテンだという気持ちをしっかり持って、これからも頑張っていきたいと思います! ◆これまでリーダーやキャプテンをやった経験はありましたか? 全然なくて。むしろ何かとお世話をしてくれるお姉ちゃんに頼って、甘えながら生きてきたと自負しています(笑)。学校でも委員長とかをやるタイプではなかったですね。ただ、STU48に加入するきっかけとなった「STU48×ASH New Wave Project」の最終審査合格者4人のなかで、私はいちばん年上だったんですよ。当時、まだ中学生だった子もいたので、「他の子よりお姉ちゃんなんだから、私がしっかりしないといけない」という気持ちがあって。3期研究生が加入してから行った「STU48 研究生 夏の瀬戸内ツアー2023」でも、誰がリーダーと決まっていた訳ではありませんが、私は最年長に当たるポジションだったので、自分が引っ張っていかなきゃという気持ちがあって。 ◆STU48に加入してから自然とリーダーシップを発揮する場面が増えたんですね。 そうなんです! そういう経験をしてきたから、今回キャプテンに選んでいただけたのかもしれません。 ◆前キャプテンの今村美月さんの活動は、岡田さんの目にはどう映っていましたか? 歌もダンスもすべてに秀でていて何でもこなせるキャプテン。背中がずっとカッコよかったですし、メンバーを優しく包み込んでくれました。みんなが憧れる存在です。私もずっと憧れていました。 ◆自身も今村さんみたいなキャプテンになりたいという気持ちはある? 初代キャプテンの岡田奈々さんもみちゅ(今村美月)さんも偉大な方なので、私がそんなふうになれるのかなぁとは思っちゃいますが、なりたいという願望はすごくあります! でも、私だからできるキャプテン像というのもあると思うので、それも見つけていきたいなと思っています。 ◆今村さんの活動を見ていて、岡田さんがキャプテンとして大切だと思ったことは? 私、お披露目イベントでみちゅさんに声をかけてもらったことが忘れられなくて。当時はまだ加入して間もなかったですし、メンバーのみなさんとしっかりお会いするのも初めてだったんです。同期とドキドキしながら会場入りしました。そんなときにみちゅさんが「大丈夫?」って優しく声をかけてくださって。すごくうれしかったですし、緊張がほぐれました。私もこれから新しいメンバーが加入してくれたときは、優しく声をかけられる先輩、キャプテンでありたいなと思っています。 ◆1stアルバム『懐かしい明日』についてお聞かせください。リード曲「愛の重さ」はどのような楽曲に仕上がっていますか? 主人公が、人から受けた愛の重さによって気が付いた感情を歌詞として表現した楽曲です! ◆STU48らしいメッセージ性の強さを感じる楽曲です。 ありがとうございます。メッセージ性が強い楽曲なので、ぜひたくさんの方に聞いてほしいです! ◆パフォーマンス面での見どころは? ダンスはこれまでのSTU48にはないダイナミックな感じになっています。特にDメロからラスサビにかけてのダンスは首をグルグル回したり、全員で回転したりと激しいんですよ。ダンスの面ではこれまでにないSTU48を見せられるんじゃないかな。 ◆MVは学校が舞台でした。撮影時の思い出をお聞かせください。 今回MV撮影に参加すること自体が初めてなので、緊張しながらの撮影でした! 私は2.5期生と一緒に撮影するシーンが多かったんです。走り回ったり、叫んだり、いろいろとやりました。監督さんからは「ワイワイワチャワチャしてるふだんの4人を撮りたい」という言葉をいただいていたので、変に肩の力を入れずに、ふだんの自分たちを出しながら撮影に臨みました!