初ワンマンの武道館ライブが大成功! Adoプロデュースのアイドルグループ・ファントムシータに迫る「日本の"レトロホラーアイドル"を代表する存在になりたい」
美雨 それから、7月にAdoさんの全国ツアーAdo JAPAN TOUR 2024『モナ・リザの横顔』のオープニングアクトとして大阪城ホールの舞台に初めて立たせていただいたとき。実際にお客さんのお顔を見られて、こんなにも大勢の方々が私たちのパフォーマンスを見てくださるんだ、応援してもらえるよう頑張らないと、と気持ちが引き締まりました。フェスなどのステージに立たせてもらうときも同じです。やっぱり、人前に立つと実感しますね。 ――少し話は変わりますが、レコーディングや撮影などで特に印象に残っているエピソードを教えてください。 もな エピソード......あっ、やっぱり「魔性少女」の撮影じゃない? 一同 あー! ――3rdシングル「魔性少女」のMVですか? 幻想的でかわいらしい映像ですけど、何があったんでしょう? もな みんな真っ白な衣装で揃えて"魔性の女のコ"を演じるMV撮影だったのですが、爽やかに微笑んでいるように見えて、時期は8月の猛暑日だったんです。森のような場所でのロケで、おしとやかな動きをしているにも関わらず、内心は暑くてたまらなかったんですよね。特に、灯翠がいちばんの汗かきで(笑)。 灯翠 灼熱の人工芝の上をゆっくり這うシーンがあって、とても過酷でした。「もっとゆっくり!」なんて指示があったりして(笑)。 もな 前髪にティッシュを挟んでドライヤーを当てられていたよね。汗で前髪が崩れないようにって。その光景が忘れられないです。YouTubeショートやTikTokにあがっているメイキングに、汗と格闘している灯翠が少し映り込んでいる動画があるので、是非、探してみてください(笑)。 ――10月30日に発売されたアルバム『少女の日の思い出』についても聞かせてください。先日発表されたばかりの6thシングル「ゾクゾク」含むこれまでのシングル楽曲に加え、アルバムオリジナル楽曲の「HANAGATAMI」の計7曲が収録されています。4ヶ月間を駆け抜けた皆さんの集大成といえる一枚に仕上がっていますね。 美雨 まさに「HANAGATAMI」は、私たちにとっても特別な楽曲です。ファントムシータとしては初のバラード調の楽曲。例えば「キミバツ(2ndシングル「キミと××××したいだけ」)は、聴けばすぐにメロディから狂気的な雰囲気が伝わるかと思うのですが、「HANAGATAMI」はしっとりとした印象を受けると思います。でも、歌詞をよく見ていただくとレトロホラーが散りばめられているというか。等身大の私たちを表した楽曲になっている気がします。 ――ありがとうございます。では最後に、ファントムシータとして掲げる目標を教えてください。