初ワンマンの武道館ライブが大成功! Adoプロデュースのアイドルグループ・ファントムシータに迫る「日本の"レトロホラーアイドル"を代表する存在になりたい」
灯翠 私、とにかくホラーなモノが大好きなんです。ずっと、そんな自分を活かせる場所を探し求めていたのだと思います。実際「レトロホラー」がコンセプトのアイドルグループと聞いて、惹かれずにはいられなかったですから。 ここでなら人生を変えられるかもしれない。他とは違った異色のアイドルとして、私らしい表現ができるかもしれない。そんな気持ちで応募しました。今こうして受かって、素敵なメンバーに囲まれて、とても幸せです。 ――パフォーマンス中は、見ていてゾクっとする表情や動きをされている皆さんですが、お話しされている姿はあどけなくてかわいらしいというか。また少し違った印象を受けますね。 美雨 それ、私たちもお互いに同じことを思っていました。合宿中にオーディションの最終審査を見る時間があったのですが、みんな圧巻のパフォーマンスを披露していたので、ちょっと怖い印象を抱いていたというか......。 もな みんな、怖い顔のパフォーマンスが上手だもんね。当たり前だけど、喋ると普通の女のコたちばかりで安心しました(笑)。 ――10月30日の1stアルバム『少女の日の思い出』発売に続き、11月1日には日本武道館で初のワンマンライブ、ファントムシータ 1st LIVE 2024「ハイネ」を開催。連日大きなニュースが続いておりますが、1stシングル『おともだち』でデビューされたのは今年6月のこと。活動期間はまだ4ヶ月です。実際のところ、デビューのご実感はいかがですか? もな 見てくださる方の反響があって、初めてデビューの実感が湧いたような気がします。特にデビューシングル『おともだち』は、6月26日の0時に楽曲配信、同日夜にYouTubeでMVが公開されたのですが、その日は一日中ソワソワしていました。 まず楽曲配信の0時が待ち遠しすぎてグループLINEが止まらなかったし、MV公開の瞬間はみんなで事務所に集まってドキドキしながら見ていました。そのあとXやYouTubeのコメント欄で皆さんの感想をチェックすると、パフォーマンスについて言及してくれている方が多くて、うれしかった思い出があります。