元松本山雅の前田大然選手がサッカー教室 子供たち100人感激 長野県塩尻市
長野県塩尻市塩尻町の小坂田公園サッカー場・サンコーグリーンフィールドで23日、小学生を対象にしたサッカー教室が開かれた。スコットランド・プレミアリーグのセルティックFC所属で、かつて松本山雅FCでプレーした日本代表FW・前田大然選手(26)が参加し、市内外から集った約100人の子供たちと一緒にピッチを駆けた。 雨が降りしきる中、前田選手が加わったミニゲームが短時間行われ、「韋駄天(いだてん)」と評されるスピードが持ち味で、世界を舞台に活躍するプロを間近に感じた。ずぶぬれになりながらも懸命にボールを追う子供たちの姿に、前田選手も終始笑顔だった。 松本市の芳川小学校6年・大和詩(うた)さん(11)はサッカー歴7年で、前田選手について「周りをよく見ていた。すごい人とプレーでき、うれしい」と喜んだ。6年競技を続ける塩尻市の桔梗小学校6年・小垣外(こがいと)直君(10)は「パスコースが良くドリブルも速い。憧れていた前田選手のようにうまくなりたい」と語った。 前田選手は「いつか戻って来られたら。また一緒にサッカーできるのを楽しみにしている」と子供たちに呼び掛けた。教室終了後にサイン会も開かれた。 テレビ松本創立50周年記念特別企画で、松本山雅FCが主催した。山雅ファンクラブ「クラブガンズ」会員限定の抽選制で実施した。
市民タイムス