錦鯉 長谷川雅紀&バイきんぐ 小峠英二、Matt渾身のメイクで“マッドマックス愛”を叫ぶ
5月31日に公開される映画『マッドマックス:フュリオサ』のイベントが5月14日に東京・esports 銀座 studioで行われ、Matt、錦鯉の長谷川雅紀、バイきんぐの小峠英二が登壇した。 【写真】“マッドマックス愛”を叫ぶ長谷川を見守る小峠とMatt 本作は、2015年に公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に続く、『マッドマックス』サーガ最新作。シャーリーズ・セロンが演じた最強の戦士フュリオサの怒りの“原点”を、アニャ・テイラー=ジョイと、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワースの共演で描く。 「Matt MAX軍団生誕祭!イベント」に登壇したのは、本作の宣伝部隊長を務め、日本語吹替版で“たった一言声優”も務めたMattをはじめ、同じく“たった一言声優”として参加した錦鯉の長谷川、バイきんぐの小峠の3人。、長谷川と小峠はMatt監修のウォーボーイズメイクでステージに立ち、会場を大いに沸かした。 ウォーボーイズとは、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』に登場し、荒野の支配者イモータン・ジョーを崇拝する、白塗りスキンヘッドのキャラクターたち。先日、Matt、長谷川、小峠の3人が、『マッドマックス:フュリオサ』でウォーボーイズ役として“たった一言声優”を務めることが発表されたばかり。Mattが長谷川と小峠の2人をプロデュースすることも発表されており、今回のイベントでは、ウォーボーイズにインスピレーションを受け考案したウォーボーイズ風メイクを2人に施し、Matt MAX(マットマックス)軍団を結成し登壇した。宣伝部隊長で軍団隊長となったMattも『マッドマックス』をイメージしたボディペイントを施し“Matt MAX化”。さらに前作『怒りのデス・ロード』に登場した火を噴くギターを持つ強烈キャラ“ギターマン”も従え、会場は『マッドマックス』の世界を再現したような熱狂に包まれた。 「こーんにーちわー!」というおなじみの挨拶で元気に登場した長谷川は、かつて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』をファンの“聖地”立川シネマシティで鑑賞するほど、作品愛の強さをアピール。小峠も「前作『怒りのデス・ロード』は当時芸人仲間でも面白いと噂になっていた。僕も音楽とか車とか、マッドマックスの世界観が大好き」と語り、Mattは「(MAD MAXとMatt MAXで)名前で選ばれたのかなと思うけど(笑)、マッドマックスが大好きなので嬉しい!」と喜びを明かした。 宣伝部隊長にしてMatt MAX軍団隊長となったMatt渾身のメイクは、小峠と長谷川でそれぞれデザインを変えたこだわりよう。ウォーボーイズらしい白塗りをベースに、小峠の頭にはティアラ風にちりばめられたラインストーンが、長谷川には、遠くからだと傷跡に見えるが近づくと赤いハートのストーンが貼られたメイクになっている。Mattは「ウォーボーイズは劇中だとみんな同じ姿なので、個性を出したオリジナリティを表現して、ゴージャスに仕上げました。敵が来ても殴りたくならない、攻撃されないようなデザインになった。ウォーボーイズは観ているうちにどんどん情がわいてくるので、それを表現しクオリティ高く仕上げられたと思います!」と、ただの白塗りではなく、映画用にプランを立てたメイク術を解説。メイクを施された2人も、「普段からやりたいです。この格好をして立川でバイト仲間連れてまた映画観に行きたい」(長谷川)、「出来栄えは気に入っています。マットがちゃんとやってくれたので嬉しい」(小峠)と心境をまじめに語り、その出来栄えに一ファンとして大満足の様子。Matt自身も隊長として、主人公フュリオサをイメージしたというアイメイク、そして腕には特製ボディペイントを施しており、「右腕に“MAD MAX”、左腕に“Matt MAX”、V8ポーズをしたときに両方見えるように、両腕に施してみました!」と、気合の入ったこだわりポイントを説明した。 続いて、本作を鑑賞しての感想を問われると、前作に夢中だったという長谷川は「始めからクライマックスのようなスピード感であっという間でした。前作も改めて家で観て話の繋がりに関心したので、友達に勧めるときに、前作から観るか最新作から観るか迷いますね!」と『怒りのデス・ロード』に繋がる物語であることを熱弁。レトロカーやバイク好きでも知られる小峠は、「スピード感は最初から出し惜しみなく、そして見たこともない映像、世界観でした。僕は車やバイクも好きなので、乗り物も注目して観て、カッコいいなと思いました。エンジン音や排気音がずっと鳴っているなんて、こんな映画他にないのでたまらなかった!」と語り、Mattは「女性の強さ、逞しさが描かれていて、男性社会の中でしっかり発言できることを強調した点が見どころだと思います」と、それぞれの視点で、パワーアップした本作への愛を爆発させた。 本作は、前作でセロンが演じた最強の怒りの戦士フュリオサ誕生の物語。“若きフュリオサ”をテイラー=ジョイが演じることに関して、Mattは「二人とも、強さを目で演じているところがすごい。悔しさ、悲しさが目から伝わるお芝居ってすごいです。今回僕もそれを意識してメイクをプロデュースしました」、長谷川は「復讐が世の中で一番恐ろしいということを知った。喧嘩もドライビングテクもすべて強すぎて、何もかも負けますね」、小峠は「最新作では、フュリオサが徐々に成長していく過程が面白い。最初はかわいらしい女の子だけど、後半は復讐に憑りつかれ、そのことしか考えていない鬼気迫る演技がすごい!」と、テイラー=ジョイがしっかりとフュリオサを演じ切る姿に脱帽していた。 イベントの最後には、『マッドマックス』大ファンの長谷川と小峠、どちらがより優れたウォーボーイズなのかを競うため、本作の魅力である“爆音”とウォーボーイズの“叫び”にちなみ、「絶叫、マッドマックス愛対決!」を開催。2人が『マッドマックス』への愛を叫び、より大きい声を出した方が勝利。隊長Mattが勝敗を見守る展開となった。 先行の長谷川は「マッドマックス 大好きだー!」と叫び、数値は107デシベル。対して後攻の小峠はまさかの「西村ー!」と相方の名前を大絶叫し対抗。結果は116デシベルとなり、判定の結果、小峠が勝利を収めた。小峠は「一番怒りを表現できる言葉だったので」と勝利のポイントを語り、隊長Mattから一人前のウォーボーイズとして認められ、イベントは幕を閉じた。
リアルサウンド編集部