東大が20安打21失点で19点差大敗「投手が四死球に守備の乱れがあるとこうなる」大久保監督
<東京6大学野球:明大21-2東大>◇第2週第1日◇20日◇神宮 東大は明大に20安打21失点と大敗した。19点差以上は、21年秋の早大戦で1-23で敗戦して以来。 【写真】力投する東大先発の平田 初回、先発の平田康二郎投手(4年=都立西)が立ち上がりから制球に苦しみ、2四死球に味方エラーで1死満塁とすると、3連打で4失点。1回1/3を投げ9失点すると、2回途中から代わった吉田晃輝投手(3年=明善)も1/3を7失点と大乱調だった。 大久保裕監督(65)は「投手が四死球に守備のエラーがあると、力のあるチームにはこうなってしまいますよね。あそこまでなっちゃいますかね…」と、苦笑いを浮かべた。 それでも中盤の4回には2死一塁から鈴木太陽外野手(4年=国立)が中前打、府川涼太郎捕手(4年=西大和学園)はしぶとく四球を選び満塁とすると、続く藤田峻也内野手(4年岡山大安寺)が中前適時打で2点を挙げる粘り強さも見せた。明日は第2回戦が行われる。大久保監督は「先発が試合を作るというところを期待したい」と、前を向いた。