「J1目指すことは間違いない」ロアッソ熊本・大木武監督が語る『今季の反省と来季への展望』
明治安田J2ロアッソ熊本を率いて5年目。大木武監督に今シーズンを振り返ってもらいました。 【写真を見る】「J1目指すことは間違いない」ロアッソ熊本・大木武監督が語る『今季の反省と来季への展望』 〈インタビュアー:RKK吉田明央アナウンサー/2024年11月18日(月)取材〉 ■今シーズン振り返り/印象に残ったプレー ――2024シーズンのリーグ戦を振り返って、率直に出てくる思いはどんなものでしょうか? 思うようにいかなかったですね。やっぱりスタートで、ちょっと私のミスがあったと思います。 ――ミスとはどういったところですか? フォーメーションとか、もうちょっと選手がやりやすい形にしてやれば良かったんですけど、それができなかった…それはもう後の祭りですのであれですけども、その部分は少し感じるところはあります。 ――今シーズン、上手くいっていた、出来ていたと感じられる部分はいかがでしょう? 点を取るところとかですね。いつもではないですけど、上手く行った時のプレーというのは素晴らしい場面がありました。守備にしても攻撃にしても。 ――特に印象に残っているプレーはありますか? アウェイの秋田戦(6月8日・土/第19節)かな。黒木がDFラインから持ち込んで、内側から剥がして、左サイドへ出て、岩下のデリバー(クロス)から大﨑が決めた得点ですね。それは良かったですね。 ――あのシーンが印象に残ってらっしゃる理由は? “速い”ですね。速いし、練習でやってきたことですね。それが全部出た感じですね。 ■個々では“技術力” 陣形は“コンパクト”に ――来シーズン以降、改善していかなければいけない、さらに良くしていかなければいけない課題の部分は? “ゴール前”ですね。攻撃のゴール前はもっと点を取れなきゃいけないし、もっと失点を減らさなきゃいけないですね。 ――もっと点を取るために必要なことはどんなことでしょうか? アイデアとか、スピードとか、そして技術の問題ですね。そこを上げていく。アイデアのところは、こちらからもかなり提供できると思うんですけれども、それを生かすために技術とかスピードとか、それは、もう少し練習で個々を上げていくということですね。