侍ジャパンU-18代表は近畿大相手にサヨナラ勝ち!徳丸がサヨナラ打!宇野、花田、石塚のクリーンアップがマルチヒット!
<国内合宿:侍ジャパンU-18代表 3ー2近畿大>◇25日◇練習試合◇ 侍ジャパンU-18代表の国内合宿2日目は関西圏内の大学とOP戦を行った。この日は午前中から練習を行い、午後1時半からの試合予定だったが、15時に雨予報のため、試合開始を早めて13時から試合を開始。7イニング制、さらにタイブレークを兼ねて試合を行った。 【一覧】高校日本代表のスタメン 先発の今朝丸 裕喜投手(報徳学園)は立ち上がりが不安定で、スライダーのコントロールがままならず、いきなりピンチを招き、タイムリ―エラーから2点を失う。1回裏、二死から3番宇野 真仁朗内野手(早稲田実業)の左前安打、4番花田 悠月内野手(智辯和歌山)の左前安打で二死一、二塁のチャンスを作り、5番石塚 裕惺内野手(花咲徳栄)の中前適時打、6番徳丸 快晴(大阪桐蔭)の右適時打で同点に追いつく。 今朝丸は最速147キロをマークした速球、137キロ計測したフォーク、120キロ後半のスライダーをコンビネーションに2回2失点の力投。平均球速142.2キロだった。3回から田崎 颯士(興南)が2回無失点、櫻井 椿稀(鶴岡東)が2回無失点、間木 歩投手(報徳学園)が2回無失点の好投を見せた。そして7回裏、一死満塁のチャンスを作り、6番徳丸の適時打でサヨナラ勝ちを決めた。 この日は宇野、石塚、花田、徳丸、投手の櫻井が2安打を放った。相手の近畿大は140キロ中盤の速球、120キロ後半の変化球を投げる右投手が多く、高校生ではなかなかいないパワーピッチャーから打てたのはかなり価値が大きい。小倉全由監督は「まずゲーム形式の練習ができただけでも大きいですし、大学生はいずれも力のある投手。特にクリーンアップが打てたのは、選んだ私としても嬉しい結果です」と評価した。 タイブレークでも勝利を収め、上々の滑り出しを切った。