「相方とギャラの差6倍の過去」サバンナ八木“お金のプロ”に合格!見栄のレースは降りたモン勝ち
家なら髪のカットもマッサージもタダ
老後を見据えては、家庭内でできるサービスを増やすのもポイントだという。 「僕は妻に髪の毛を切ってもらってるんです。失敗してもいいからってやり出して、4~5年たったら上手に切れるようになったんですよ。美容師の見習いの修業より妻のほうが長なってます(笑)」 ぜいたくに感じるお寿司やマッサージも自前だ。 「1万円のお寿司屋さんに行くお金はないんで、それならばシャリとネタで作ろうと。そんな簡単ではなかったんですけど、自分が納得するものは作れたんです。マッサージも10分1000円はするんで、60分を夫婦でお互いにやったら1万円以上浮くじゃないですか。 あと、“キャンプ”って呼んでるんですけど、旅行気分を味わいたいときは枕と足の向きを逆にして寝ると雰囲気変わりますよ(笑)」 八木真澄●1974年生まれ、京都府出身。立命館大学産業社会学部卒業。高橋茂雄とお笑いコンビ・サバンナを結成。1000個以上のギャグを持つ。'23年、2級ファイナンシャルプランニング技能士取得。近著に『年収300万円で心の大富豪』(KADOKAWA)。 取材・文/荒木睦美