田崎史郎氏、「モーニングショー」で政策活動費を巡る与党内の現状を解説「自民党は…公明党との合意・調整がうまくできていない」
テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜・午前8時)は23日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、与野党が提出した政治資金規正法改正案が22日に衆院の政治改革特別委員会で審議入りしたことを報じた。 自民案、立憲民主・国民民主両党の共同提出法案、日本維新の会の案について趣旨説明を実施。政党が党幹部らに渡す政策活動費の存廃、パーティーの在り方で各党の対立点が鮮明になった。政策活動費は自民が50万円超の支出の項目開示を掲げ、維新案は新制度「特定支出」として報告書と領収書を10年後に公表するよう提起。立民・国民案は禁止をうたう。 23日からの法案質疑や、与野党による修正協議で主要な論点となる。6月23日の国会会期末までに成立させられるのか、国会は最大のヤマ場を迎えるが政治ジャーナリストの田崎史郎氏は、こうした状況について番組の取材に「自民党は政策活動費の存続を死守したいが、どこまで具体的に使途を公開するのかについて、公明党との合意・調整がうまくできていない」と指摘していた。
報知新聞社