米兵事件、長官が「注視」 国防総省、地元懸念に対応
【ワシントン共同】米国防総省のライダー報道官は2日の記者会見で、相次ぎ発覚した在沖縄米兵による性的暴行事件について、オースティン国防長官が「注視している」と説明した。事件の深刻さに「われわれは非常に心を痛め、遺憾に思っている」とし、地域社会と緊密に連携して懸念の解消を図っていると述べた。 ライダー氏は、事件で起訴された米兵の行為は米軍の価値観を反映していないと釈明した。「日本は最も重要な同盟国の一つだ。法律や協定に従い、地元の捜査当局に徹底的に協力する」と語った。この問題でオースティン氏が木原稔防衛相と直接話したのかとの問いには答えなかった。