「羽根突き」は「邪気を打ち払う」という意味も 正月行事の成り立ちなどを紹介する展示会が名古屋で開催中
テレビ愛知
尾張徳川家に伝わる作品を通して日本の正月行事の成り立ちや意味を紹介する展覧会が名古屋市蓬左文庫で開かれています。 会場に展示されていたのは、江戸時代に尾張徳川家に贈られた羽子板です。羽子板を使って遊ぶ「羽根つき」は正月の代表的な遊びですが、もともとは平安時代の厄払いの行事から派生したもので、「邪気を打ち払う」という意味も込められています。このほか会場には、絵画や工芸品など約60点が展示されています。 徳川美術館 並木昌史学芸員: 「世代交代もあって、だんだん(正月行事の)意味が失われている。その意味を皆さんにも考えていただければ」 この展覧会は1月26日まで、名古屋市蓬左文庫で開かれています。
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