29~31歳成長喜び合う 南砺市、初の「三十路人式」 150人友人と再会
南砺市の30歳前後の市民や出身者が集う「三十路(みそじ)人式」は29日、福光中央会館で行われた。市誕生20年を記念する市の催しで、約150人が小中高時代の友人らと社会人としての成長を喜び合い、ふるさとのぬくもりを感じた。 今年度に29~31歳となる男女が参加し、立食式でテーブルを囲んで語り合った。友人同士や中高の部活動の仲間と近況を語り合う姿が見られた。 城端出身の俳優池田航さん(29)が特別ゲストとして登場し、田中幹夫市長とトークショーを行った。2人は特産品や食材を手に「知ってますか」と呼び掛けて盛り上げた。 式は市出身者がUターンを考える機会になればと、20~30代で組織した20周年企画委員会が考案した。福光出身で都内に住む会社員大橋美遥さん(29)は「懐かしい顔を見られてうれしい」と笑顔を見せた。