フィギュアを万引き・安い値札に貼り替え購入 陸士長を懲戒免職 陸上自衛隊飯塚駐屯地
FBS福岡放送
陸上自衛隊飯塚駐屯地の30代の陸士長が、商業施設で「女性戦士」のフィギュアを万引きし、別の小売店でフィギュアの値札を貼り替えて差額をだまし取ったとして、懲戒免職処分となりました。 9日付で懲戒免職となったのは、陸上自衛隊飯塚駐屯地の第2高射特科団の30代の男性陸士長です。 発表によりますと、陸士長は2022年9月、福岡県筑紫野市の商業施設で6800円相当の「女性戦士」のフィギュアを万引きしました。 さらに、2022年10月には2回にわたり、福岡市の中古小売店でフィギュアの値札を貼り替えて購入しました。1回目は5万2500円のものを1万4330円に貼り替え、2回目は6000円のものを2700円に貼り替え、差額の計4万1470円をだまし取ったということです。 陸士長は検挙され、いずれの店とも示談が成立したことなどから不起訴となっています。隊の聞き取りに対し「深く反省します」と話しているということです。
また、同じ第2高射特科団に所属する26歳の男性3等陸曹は、2022年2月、駐屯地内で同じ部隊の後輩の女性隊員にわいせつな行為をしたとして停職12か月の懲戒処分を受けました。 第2高射特科団団長 兼 飯塚駐屯地司令の田中裕宣陸将補は「誠に遺憾で、再発防止のための指導を徹底していく所存です」とコメントしています。