出発する捜索隊

　1月7日に北海道富良野市のスキー場のエリア外で、スノーボードをしていて行方不明になった男性が8日午前、無事、救助されました。意識はあり会話が可能だということです。 　無事救助されたのは、台湾から観光に来たとみられる男性です。 　警察によりますと、男性は7日午前9時以降、知人など約20人と富良野市北の峰付近のスキー場のエリア外で、スノーボードをしていました。 　その後、男性との連絡が途絶えたため、下山した知人が午後4時ごろ警察に通報しました。

男性が行方不明になった現場

　警察は8日朝から10人態勢で捜索していましたが、開始から約3時間後に男性を発見し救助しました。 　男性は意識がはっきりしていて会話が可能だということです。 　富良野署管内では2024年12月末から、スキー場のコース外での遭難が4件発生していて、そのうち3件が外国人だということです。 　警察は整備されていないバックカントリーは危険なので注意するよう呼びかけています。