名人初防衛を果たした藤井聡太七冠の就位式 副賞には電動アシスト自転車、その理由は…
藤井聡太七冠は24日、東京・文京区のホテル椿山荘東京で「名人」の初防衛を表彰する就位式にのぞみました。 挑戦権獲得までプロ入りから最短でも5年かかる「名人」のタイトルを、藤井七冠は去年、史上最年少で獲得し、ことし、豊島将之九段を挑戦者に迎え、初防衛を果たしました。 就位式で藤井七冠は、日本将棋連盟の羽生善治会長らから「名人」の「推戴状」や賞金目録が贈られました。 また副賞には、藤井七冠の希望で電動アシスト自転車が贈られました。「家族みんなで使える物を」との理由で希望したということです。 集まったファンや関係者を前に、藤井七冠は「今期の名人戦は私にとって初めての防衛戦で、昨年以上に身が引き締まる思いがあった」「最も持ち時間の長い名人戦の舞台で、将棋の難しさと向き合うことができたのは、本当に大きな財産となった」と語りました。
