送迎バスが川に転落、12人重軽傷 桑名で工場従業員 三重
【桑名】22日午前5時半ごろ、三重県桑名市多度町力尾の県道で、西進中のマイクロバスが道路脇の川に転落。運転手の名古屋市南区、男性会社員(58)が腰の骨を折るなど12人が重軽傷を負い、桑名市内の病院などに搬送された。いずれも命に別条はない。 桑名署によると、バスはいなべ市のトヨタ車体いなべ工場に従業員を送迎中で、運転手と10―40代の男女計12人が乗っていた。運転手を含めて5人が骨折し、7人は打撲などの軽傷とみられる。 現場は片側一車線の緩やかな左カーブ。バスは道路右脇約3メートル下の川に転落した。同署はバスがハンドル操作を誤って転落した可能性があるとみて、詳しい原因を調べている。