『ホーム・アローン』元スター子役の弟が明かす複雑胸中「兄はかわいそうだった」
薬物、激やせ、死亡説も…『ホーム・アローン』後の苦難
1990年に初めて公開されて以降、クリスマスの定番映画として世界で愛されるようになった『ホーム・アローン』。だが、マコーレー自身は作品を受け入れるのに時間がかかったという。 「今はこの映画を受け入れてはいるけど、ちょっとバカにしているようなところもある」 「大切な日にまつわる作品を持っているなんて稀なことだけど、僕はそれに関わった。反発するよりも、受け入れる方が楽しいよ」 自身の出世作に対し、多少なりとも葛藤を抱えていた時期もあったようだが、それも今は乗り越えた様子のマコーレ。少なくともホーム・アローンという映画自体にマイナスの感情は持っていないようだ。 ただ弟キーランが、兄の輝かしい成功に複雑な思いを抱いていたのも無理もない。幼いときにデビューして有名になった後、アルコールや薬物依存、家庭崩壊など様々な問題を抱える元子役は多く、マコーレも例外ではなかった。両親は彼が稼いだギャラをめぐって裁判を起こし、激しいバトルを展開。彼自身も、ドラッグ所持で逮捕されたり、ヘロイン中毒と報じられたり、激やせや死亡説が囁かれたりと、一時は荒れた私生活を送っていたといわれている。
いわくつきの『ホーム・アローン2』が放送予定
日本でも12月になると決まって放送される『ホーム・アローン』シリーズ。今年は、1992年に公開された『ホーム・アローン2』が金曜ロードショー(日本テレビ系列)で今月20日に放送予定。 ちなみに本作には、11月の米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏も登場。クリス・コロンバス監督によると、ロケ場所だったプラザホテルを所有していたトランプ氏本人のゴリ押しで、出演が決まったそうだ。ただ2021年に起きた米連邦議会議事堂の襲撃事件で、弾劾訴追を受けたことで、一時は「トランプ氏の出演シーンをカットすべき!」といった議論も起きた。 そんないわくつきの『ホーム・アローン2』だが、金曜ロードショーの公式サイトでは、「次期アメリカ大統領のドナルド・トランプ氏もカメオ出演しています!」と予告している。 幼き日のカルキン兄弟、そして若き日のトランプ氏の姿を懐かしみながら、クリスマス気分を味わえそうだ。 <文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>
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