彼女に勧められ始めた一人暮らし。毎月「3万円」の貯金が目標ですが、できるかどうか不安です…
一人暮らしをすると生活費はもちろん家賃も払わなければならないため、実家暮らしに比べて貯金することが難しくなる可能性が高いでしょう。 今回の事例のように「彼女に一人暮らしを勧められたが、目標としている毎月3万円の貯金を実践できるのか不安……」ということもあるかもしれません。まずは、一人暮らしで「月3万円の貯金」は無謀なのか、それとも実践可能な金額なのかを確認してみましょう。 本記事では、一人暮らしの人が理想としている貯金額と実際の平均貯金額についてご紹介します。
一人暮らしの1ヶ月の「理想貯金額」はいくら?
株式会社AlbaLinkが実施した「一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査」によると、一人暮らしの1ヶ月の「理想貯金額」の平均は6万526円ということです。貯金額ごとの割合を表1にまとめました。 表1
※株式会社AlbaLink「一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査」を基に筆者作成 「~5万円」を理想としている人が多いようですが、もちろん収入にもよるため、目安としては「収入の15~20%」を貯金に回すことを目標にするといいでしょう。
一人暮らしの人の実際の貯金額は?
同調査によると、一人暮らしの人の実際の貯金額は表2のようになっています。 表2
※株式会社AlbaLink「一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査」を基に筆者作成 1ヶ月の平均貯金額は2万7812円ですが、貯金額が極端に多い一部の層が平均値を引き上げているため、実際には「~2万円」や「~1万円」という人が多いと考えていいでしょう。
少額でもいいので貯金を続けていくことが大切
理想の貯金額と実際の貯金額には、平均3万2714円の差があります。1ヶ月の理想貯金額の平均は6万526円ですが、実際には月3万円の貯金ができていればいいでしょう。 ただし、毎月いくらを貯金に回せるかは収入によっても変わってくるため、自分の場合はどのくらいを貯金できるのか、よく考えてみましょう。 少額でもいいので貯金を続けていくことで、最終的な貯金の目標額を達成できる可能性があるはずです。積立定期預金で先取り貯金をしたり、固定費を減らして節約したりするなど、自分に合った対策を検討してみましょう。
収入によっては「月3万円」の貯金も実現できる可能性がある
「毎月3万円の貯金を目標としているが、一人暮らしでも実現できるのか?」と悩まれている方もいらっしゃるでしょう。一人暮らしの1ヶ月の理想貯金額の平均は約6万円ですが、実際にはまったく貯金できていない方や、月1~2万円という方も多いようです。 月にいくら貯金できるかは収入にもよりますが、たとえ少額でも貯金を続けていくことが大切だと思われます。 出典 株式会社AlbaLink 一人暮らしの平均的な貯金額に関する意識調査【PRTIMES】 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部