<若葉竜也>「アンメット」で「世界に知られてしまった」と話題 「有名になるとかブレークとか本当に興味がない」
杉咲花さん主演のカンテレ・フジテレビ系“月10”ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」(月曜午後10時)の最終章突入となる第10話が6月17日に放送される。主人公の記憶障害の脳外科医、ミヤビの同僚で以前婚約していたという脳外科医の三瓶を演じている若葉竜也さんが、残り2回となったドラマについて、また撮影秘話などを語った。 【写真特集】“ミヤビ”杉咲花と“三瓶”若葉竜也の関係はさらに深まる? 気になる第10話の場面カット
◇「器用貧乏」で「スケボーもすぐ習得」
ドラマは、事故で脳を損傷し、過去2年間の記憶がすっぽり抜け落ちた上、今日のことを明日にはすっかり忘れてしまう記憶障害の後遺症と向き合う脳外科医、川内ミヤビが主人公。原作は、マンガ誌「モーニング」(講談社)で2020年から連載中のマンガ「アンメット-ある脳外科医の日記-」で、元脳外科医の子鹿ゆずるさんが原作、大槻閑人さんがマンガを手がけている。脚本は篠崎絵里子さんが担当。主題歌はあいみょんさんの「会いに行くのに」。
--ついにラスト2回となりました。これまでの放送を終えて、今の心境をお聞かせください。
心血注いだだけあって、後半に向かって少しずつ数字も上がってきましたし、今までドラマを久しく見てなかった方々の声も多くいただくので、それはすごく心の支えになりますね。丁寧にやって良かったなと。
--「三瓶先生」や「若葉竜也」など若葉さんの関連ワードがSNSのトレンドに入ることも多いですが、ご自身が実感する反響はどんなものがありますか?
近所のコンビニの店員さんに顔がバレたくらいですかね(笑い)。あまり外出しないので、実感みたいなのはあまりないです。うれしかったこととしては、SNSにいただいたコメントで、お医者さんを目指していたけど、持病もありあきらめていたという方から、「アンメット」を見て、やっぱり医者を目指してみようと自分で決めましたっていうコメントをいただいたり、あと、高次脳機能障害の小さい男の子を持つお母さんから、温かいメッセージをいただいたんですけど、テレビで「アンメット」を見て、その子が泣いてたらしいんです。お母さんが「どうして泣いてるの?」って聞いたら、「分かんない……」って言っていたらしくて。反響をいただいたり、数字が伸びているというのは、もちろんうれしいんですけど、そういうメッセージをいただくことが、「アンメット」をやってる意味があったなと、僕が一番うれしかったのは、そこですかね。