厚陽小児童が留学生と和太鼓で交流 「みんなで演奏できた」【山陽小野田】
厚陽小放課後子ども教室の児童18人が25日、同校の音楽室で和太鼓を体験した。サビエル高の留学生4人も参加。吉部田八幡宮の白石治宣禰宜(ねぎ)から太鼓の種類、ばちの持ち方やたたき方を習い、元気な音を響かせた。 伝統楽器に触れ、日本文化について学んでもらおうと10年以上前から続けている。留学生はオランダ、インド、マレーシア、タイの出身で、8月に来日した。 初めは遠慮がちに音を鳴らしていた子どもたちは、白石禰宜から思い切りたたくように教わると、高く上げた腕を思い切り振り下ろして大きな音を響かせた。左右で数拍ずつ交互にたたいたり、力の強弱を変えたりと、少しずつ難易度が上がっていくと、楽しそうにばちを振るった。 6年の史煥辰君は「始めは音の大きさに驚いたけど、その響きが好きになった。最後にはみんなで演奏できた」と喜んだ。