<春に挑む・’23センバツ海星>選手紹介/7止 /長崎
◇アニメ見て磨いた投球 平石悠真(ゆうしん)投手=2年 野球アニメ「ダイヤのA(エース)」の登場人物に憧れて小学5年からチェンジアップを磨いてきた右腕。2022年4月の練習中に右肘の靱帯(じんたい)の一部が切れ、約4カ月練習に参加できなかった。復帰後も痛みが残り、制球が安定しなくなった。 「とにかく試合に出たい」と、肘の負担を減らして「胸や背中を使って投げる」投球フォームに変え、けがをしにくい体作りに励んだ。波佐見高の元主将・投手で現在は愛知工大で外野手としてプレーする兄真之介さん(20)からは「一球を大切に」と助言された。「一生懸命にやっている姿をお世話になった人たちに見せたい」=おわり 〔長崎版〕