豪警察、刃物16歳少年射殺 過激思想に傾倒か
【シドニー共同】オーストラリア西部パースのホームセンター駐車場で4日午後10時(日本時間同11時)過ぎ、16歳の少年が刃物を振りかざして走り回り、30代の男性を刺した。駆け付けた警察官が少年に発砲し、少年は病院で死亡が確認された。公共放送ABCが5日報じた。 警察は、少年がインターネットを介して過激思想に傾倒したとみている。刺された男性は重傷。 オーストラリアでは4月13日、シドニーで買い物客らが刃物で無差別に襲われ、6人が死亡する事件が発生。15日には、教会関係者ら4人が16歳の少年に刺される事件が起きた。 これ以外にも国内で刃物を使った殺傷事件が相次いでいる。