ブルース・スプリングスティーン「フェアウェル・ツアーなんてない」
フェアウェル・ツアーを開催する同世代のミュージシャンがでてきた中、ブルース・スプリングスティーンは、まだまだ止めるつもりはないそうだ。 来月75歳になるスプリングスティーンは、先週金曜日(8月23日)、Eストリート・バンドと共に米フィラデルフィアで開催した公演で、「俺らは50年やってる。止めるつもりはない!」と、声高らかに宣言した。「フェアウェル・ツアーなんて、くだらないものはやらない! Eストリート・バンドにフェアウェル・ツアーはない! 何にお別れだって言うんだ?」「俺はどこにも行かない!」 スプリングスティーンは昨年夏、体調不良によりフィラデルフィアでの公演を延期しており、同地で力強く、ファンの心配を打ち消す形となった。 昨年は消化性潰瘍を患い、さらなる公演を延期し、もう歌えないのではないかと懸念した時期もあったというが、無事に回復したスプリングスティーンは、先月、Eストリート・バンドとのツアーを再開。以前と同じように3時間にもおよぶ公演を開いている。 スプリングスティーンは9月23日、75歳の誕生日を迎える。 Ako Suzuki
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