【あのクズ】同居人・相澤悟の“正体”が明らかに 抱えていた思いが「当時で止まっちゃってんだな」
海里に心配の声「またお前は~!」「とにかくみんな幸せになって欲しい」
俳優の奈緒が主演を務めるTBS系連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』(火曜午後10時)の第9話が3日に放送された。今回は倉悠貴演じるアシスタントカメラマン・相澤悟の正体と、抱えていた思いが明らかになった。 【写真】「めちゃくちゃカッコ良いです」 プロも絶賛した主演・奈緒のボクシングシーン (以下、ドラマの内容に関する記載があります) 本作は、結婚式当日に彼氏に逃げられてしまった主人公・ほこ美(奈緒)が、人生どん底のタイミングで謎の男・海里(玉森裕太)に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。まじめで真っ直ぐな性格のほこ美・29歳は、結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏が浮気していたことも発覚。そんな中、優しくて人懐っこい海里に出会ったことをきっかけに、自分を変えるためボクシングの世界へ一歩踏み出していく。 プロテスト合格後に実施した出稽古のスパーリング相手からKOされてしまったほこ美。意識を失い病院に運ばれるが、一命はとりとめた。対戦相手は「佐藤ほこ美をKOしたら、100万円払います」というメッセージを受け取っていた。 同じ頃、ほこ美を心配する海里の周囲では不可解なことが起こり始める。カメラマンの撮影現場では急きょ仕事をキャンセルされ、モデルの志乃(堀田茜)が「海里にだまされた」と証言した週刊誌の記事が出る。志乃は海里が過去に会っていた相手で、ほこ美と交際する前にけじめをつけていた。海里の前に現れた志乃は、海里の同居人でアシスタントカメラマンの相澤から焚きつけられたことを明かす。相澤は自宅から姿を消し、連絡がとれなくなっていた。そんな中、海里がスポーツフォトアワードの新人賞を受賞することが決まった。授賞式当日、相澤が会場に現れ冷たい目で海里を見つめていた。 相澤は、自身がボクサーの平山大地(大東駿介)の弟であることを明かす。平山は7年前に海里と対戦した後に亡くなっていた。相澤は両親が離婚し母親に引き取られていたが、父親と暮らす兄と時々会っていたのだった。平山は、制服の靴が汚れ金銭的に大変な思いをしているであろう弟のことを心配し、焼きそばパンをごちそうするなど声をかけていた。 平山から7年前の試合に招待された相澤。平山は相澤が昔プレゼントしたお守りをつけて試合に挑んでいた。しかし目の前で兄の死を目の当たりにした相澤は、「あんたはその手で、俺の一番大事な人を奪った」と伝える。海里に近づき一緒に暮らすようになったことで、海里が自分自身を傷付け“クズ”な生活をしていることに安どしていた。しかし、夢を持って進み出した海里のことが許せなかった。「勝手に許されたような気になって、夢を語って、あんただけ人生楽しくやり直すなんて、そんなのおかしいだろ。おかし過ぎて笑えるわ」と伝える相澤。「なんで兄貴が死ななきゃならないんだよ」と静かに怒りをぶつけた。 このシーンにSNS上では、「悲しいけど感情が当時で止まっちゃってんだな」「海里くんの傍に居て、クズのままでいてくれる事で悟も自分を保ってられたんだろうなぁ」「救いだった兄を奪った海里を恨むしか毎日をこなせなかったのかな」と、相澤の心境に思いをはせる視聴者も。 一方、相澤の言葉に海里は再び「自分は幸せになってはいけない」と打ちのめされる。写真やカメラを段ボールに詰め、病室にいるほこ美のもとへ向かう。ほこ美を抱きしめ感謝を伝えた海里は「ごめん」と謝り、「バイバイ、ほっこ」と告げた。 SNS上では、「ドラマだと分かっていてもしんどすぎる」「やっと前に進み出した海里だったのに…」「海里~またお前は~!ってなった。ほっこーを幸せにしてやってよ!」「とにかくみんな幸せになって欲しいのよ。悟くんも含めて。救われてほしいよ」といったコメントが見られた。
ENCOUNT編集部