井桁弘恵が犬飼貴丈に「ドキドキシーンは委ねます!自然と胸キュンさせてくれるはずです(笑)」と、初恋がテーマの恋愛ドラマ『私の町の千葉くんは。』で期待!
2024年10月9日(水)より、テレ東系にて、井桁弘恵、山下幸輝、犬飼貴丈出演のドラマ『私の町の千葉くんは。』がスタートする。 【写真を見る】第1話で井桁弘恵演じる教師マチと、生徒・悠人(山下幸輝)のドキドキ相合傘シーンが 「2020年ananマンガ大賞」準大賞を受賞した同名漫画が原作の本作は、誰もが経験のある初恋をテーマにしたハラハラドキドキ満載のトライアングル・ラブストーリー。母校で教師をしている主人公・小野寺マチを井桁弘恵が演じ、マチがずっと片想いをしていた初恋相手の千葉悠一役を犬飼貴丈が務める。悠一の弟でマチのクラスに転入してきたイケメン高校生・悠人役には、注目の若手俳優・山下幸輝がキャスティングされた。 今回は井桁弘恵と犬飼貴丈にインタビューを敢行。お互いの印象や自身の役どころ、ドラマに絡めたパーソナルな質問まで、軽快なトークを繰り広げてもらった。 ――――今回が本格的な共演になるそうですが、まずはお互いの印象から教えてもらえますか? 井桁「クールな感じなのかと一方的に思っていたのですが、意外とそうでもなさ...そう?(犬飼をチラッと見る)」 犬飼「あはははは」 井桁「以前、別の作品で一度共演したことがあるんですよ。でもそれをお話したら全然覚えてくれていなくて(笑)」 犬飼「いやいや!(気まずい表情で)言わないでー(笑)」 井桁「『絶対僕じゃないです』って言うので私も不安になって一応調べたら、やっぱり共演の記憶は合っていました。そのときに『間違ってなかったですよー!』って、こちらがつっこめるような柔らかい空気感が犬飼さんにあって。実はクールじゃないのかも?って思っているところです」 犬飼「以前の共演は確か1シーンでしたよね?」 井桁「いや、2シーンでした(笑)。そんなに時間も長くなかったですし、2人でがっつりお芝居する感じでもなかったので...。今作の撮影でいろいろお話できたらいいなと思っています!」 犬飼「そうですね!よろしくお願いします。僕から見た井桁さんは、スラッとしていて身長が高い。今回のメインビジュアルを一緒に撮影したときに、ポーズの都合で僕が箱馬に乗ったぐらいでした。そのときにちょっとお話してみようかと思いましたが...山下くん含め、3人とも体勢がちょっとキツくてプルプルしていて」 井桁「そうでしたね(笑)」 犬飼「写真に写っていない下半身がみんな大変なことになっていて。和やかに話すというよりもジムみたいな雰囲気でそれどころじゃなかったので、これから井桁さんをいろいろ知っていけたらと思っています(笑)」 ――――撮影は進んでおりますが、原作や台本を読んでみての感想を教えてください 井桁「ラブコメはラブコメですが、その中に20代後半女性ならではの人生のリアルな悩みが丁寧に描かれているなって思います。私の演じるマチは実年齢と同じ27歳。私も普段、マチと同じような会話を同級生としていたりします。恋愛をするにしても将来をいろいろ考えてしまって、多少は打算的になるのも分かるし。共感できる部分が多いなと思いました」 犬飼「ただの三角関係ではなく、そこに兄弟が絡むことによってこんなにも心が苦しくなるものだなと思いました。でも、それによって出る深みみたいなものもあるなって。初恋相手が兄で、その面影を弟に重ねて...という流れも新鮮な展開だと感じました」 ――――それぞれ、演じるキャラクターをどんな風に捉えていますか? 井桁「マチはすごく真っすぐで、だからこそ自分の言動にたびたび後悔してしまうというか。本能のままに突き進んで、そんな自分を客観的に見たときに悩んじゃうところも可愛らしいし、人間味があるなって思います。台本はマチのモノローグが結構多くて、そこでいろんな心の声が表現されます。マチの実際の行動と、そこについていかない感情が分かると思うので、ぜひ注目してほしいです」 ――――井桁さんは今回の教師役という点はいかがですか? 井桁「教師は...生徒がいっぱいいるのが怖いです(笑)」 犬飼「ふふふふふ。ですよね。分かります」 井桁「人見知りなので、みんながこっちを見ているという状況がもうダメですね(笑)。生徒役で先生を見ている方が全然ラク。ですが、これも成長につながると信じて頑張ります!」 犬飼「僕が演じる悠一は、マチに一目惚れされるぐらい魅力的な人物です。クールで懐も深く、マチを包み込んであげられるような優しさを持っている印象。衣装合わせのときに『イケメンでカッコよくいてください』と言われて、人生で初めて言われたそのオーダーにすごく難しさを感じていますが、とりあえずスキンケアを頑張ろうかなと(笑)」 井桁「そのままで十分。大丈夫ですよ」 犬飼「ありがとうございます(笑)」 ――――胸キュンシーンも大きな見どころになってくると思いますが、上手く演じる自信はいかがですか? 井桁「それはもう、お相手が胸キュンさせてくれるだろうということで」 犬飼「あー(笑)。なるほどね」 井桁「胸キュンって自分で『胸キュンしよう』と思ってやるものじゃないですし、自然とこう...」 犬飼「(プレッシャーを感じながら)うんうん」 井桁「演じるというよりも相手に委ねて。結果、胸キュンが届けられたらいいのかなって思います」 ――――犬飼さんはいかがでしょうか? 犬飼「でも結局あれですよね。マチが魅力的なキャラクターであればあるほど、こっちも『こんな風に接したらいいかな?』っていうアプローチが生まれてくると思うので...」 井桁「えー!?」 ――――上手くかわしましたね(笑) 犬飼「具体的なことで言うと、1話に5、6回は壁ドンしようかなって思っています(笑)」 井桁「それは最後飽きてきますよね。途中から『あ、来るな...』みたいになっちゃって」 犬飼「近寄ったらもう察する?」 井桁「察しますよ。『あー、はいはい』みたいになるのもアレなので、毎回、壁ドンの種類を変えるとかします?」 犬飼「1話はずっと右手で2話は左手とか」 井桁「あはははは。変わった!って思うかも(笑)」 ――――ドラマではマチが高校時代の初恋を思い出して回想シーンもありますね。お2人の制服姿も見られるのでしょうか? 井桁「はい!」 犬飼「制服の衣装合わせはしましたが、僕は着せてもらえるかちょっと分かんないです」 井桁「何でそうなるんですか(笑)」 犬飼「大丈夫か(笑)。衣装の制服は学ランですが、僕も高校が学ランでした。袖を通したときにちょっと若返った感じがしました」 井桁「私も実際に通っていた中高の制服と同じセーラー服で、リボンを結ぶときに懐かしさを感じました」 犬飼「制服の衣装って冷静になったら負けじゃないですか?」 井桁「そうですね。一瞬でも現実を見たらダメ(笑)。でも、制服を着ることでひとつスイッチが入るというか。今は高校生!っていう感覚の切り替えになる気がします」 ――――初恋がモチーフのドラマなので、お2人の初恋の思い出も伺っていいですか? 井桁「実らなかったです! 自分から告白しましたが、2人の間に誤解が生まれて、それが解けないまま終わって。今思うと、その不器用さが中学生らしいなって。甘酸っぱい思い出ですね~」 犬飼「小学生のとき転校生の子に一目惚れしました。バレンタインチョコをもらってうれしかったんですが、僕から想いを伝えることはないまま。初恋ってそんなもんですよね(笑)」 撮影=大川晋児 取材・文=川倉由起子 スタイリング=浦田聡美(井桁弘恵)、松下洋介(犬飼貴丈) ヘアメーク=川嵜瞳(井桁) 衣装協力=TOGA PULLA(TOGA 原宿店)、ブランイリス(ブランイリス トーキョー)(井桁)
HOMINIS