日本ハム加藤貴之「もっともっと先頭に立って頑張る」FA権行使せず残留表明
プロ野球・日本ハムは11日、加藤貴之投手の残留表明会見を行いました。 加藤投手は昨シーズン8勝を挙げると、今シーズンも先発として24試合に登板。7勝9敗と負け越したものの、防御率は2.87で、163.1回を投げ四球16個と安定した投球を見せていました。今シーズンFA権を取得し、去就が注目されていました。 【画像】今季最下位に終わった日本ハムはU-18台湾代表のエース・孫易磊(スン・イーレイ)投手を獲得 会見では残留を決めた理由について、「一度きりの野球人生ですので、(FA権を)使って他球団の評価を聞いてみたいと思った」と悩んでいたことも打ち明けますが、「それ以上にファイターズの関係者の皆さまが必要としてくれたので、正直うれしかった」とFA権を行使せず、チームに残る決断をしました。 今季チームは2年連続で最下位。巻き返しを目指す来シーズンへ、「波を少なくして、良いときの状態を長く続けていきたい。必要とされた以上はもっともっと先頭に立って頑張っていこうかなと思ってます」と力強く語っています。
