12月は“遠藤航の月”に!リバプールのタフネスが新たな勲章を携えてアジア杯へ――「ちょっとラッキーだったけど…」
「アンフィールドの雰囲気は格別だった」
リバプールが1月4日、遠藤航を12月のクラブ月間MVPに選出したと発表した。 30歳の日本代表MFは、超が付くほど過密日程の12月において、8試合中7試合に先発。唯一の途中出場となった同月初戦のフルアム戦(4-3)でも、途中出場から値千金の同点弾を叩き込んでおり、まさに“遠藤の月”となった。 【動画】今見ても鳥肌!アンフィールドが沸騰した遠藤航の超劇的弾 新たな勲章を得た遠藤は、「月間最優秀選手に選ばれて本当に嬉しい。これが今後手にするたくさんの賞の1つになればいいね!」と喜びを伝えた。 「12月は僕にとっても非常に重要な月だ。怪我をした選手が多かったから、自分がここにいる理由を示す必要があると思っていたんだ。とてもタフな1か月だったけど、僕らのプレーやピッチで見せた姿は素晴らしかったと思う」 フルアム戦での劇的弾は、ヨーロッパリーグで記録した加入後初ゴールに続き、プレミアリーグ初ゴールとなった。森保ジャパンのキャプテンは、本拠地アンフィールドを沸騰させた歓喜の瞬間を振り返り、こうも語った。 「フルアム戦での初ゴールは素晴らしかったし、アンフィールドの雰囲気も格別だった。特別な瞬間だったよ。2-3で負けている難しい状況で、点を取る必要があったからね。得点はサプライズだったよ!でもすごく嬉しかった。 適応するのに時間が必要だったから、最も大事なのはプレーし続けることだった。そのなかで12月は怪我人が多かったから、試合に出続ける必要があった。だからちょっとラッキーだったけど...まあとにかく、重要なのはプレーし続けることだった」 イングランド屈指の名門で、確かな地位を築いたうえで、カタールへ――。アジア制覇を目ざす日本代表において、MVP男はこれ以上ないほど頼もしい存在だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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