風が怖いけどバイクに乗らないといけない! 風が強い日にバイクに乗るときの注意点とは
風が強くてもバイクに乗らなければいけない…こんな日にバイクに乗る際の注意点とは
バイクは車体と体の両方で風を受けながら走行するため、横風が強いときはバランスを取るのが難しいものです。 【画像】これが「風が強い日の注意点」です!画像を見る!(10枚) ライダーにとって強風は天敵と言えるので、風が強いときはバイクに乗らないのが一番安全です。しかし、ツーリングなどで休憩所のない道路を走行中に天気が急変してしまった…といった場合など、そのまま走行し続ける必要があります。また場合によっては、予報より強い風が吹くことも少なくありません。 では風が強い日にバイクに乗るときは、どういった点に注意すればいいのでしょうか。
まずひとつ目の注意点は、普段よりも速度を落として運転することです。バイクは速度を上げるほど風の影響を強く受ける乗り物なので、慣れている速度でも強い横風を受ければいつもより車体がふらつき、バランスを取るのが難しくなります。速度を落とすことで風の影響を軽減することができ、姿勢の維持に集中できます。 いつも通る場所だとしても油断せず、普段より余裕を持った状態で走るようにしましょう。 ふたつ目の注意点は、風の向きに合わせて車線上の位置を決めることです。 風の強い日は、同じ強さの風を受け続けるだけでなく、強い突風をいきなり受けることがあります。ベテランライダーでも車体をまっすぐ維持するのは難しく、風の強さによっては一瞬で車線の半分ほどを流されてしまうことも。 不意の突風から身を守るには、車線上での位置取りが重要です。左から吹いているときは車線の左側寄り、右からのときは中央より右側寄りを走れば、突風でバイクごと流されても修正する余裕ができます。 また普段の乗り方で横に流されるように感じる場合は、風上のほうに体を傾ける事でバランスがとりやすくなります。 そして3つ目の注意点として、しっかりとニーグリップを維持することが挙げられます。
バイクと足の間が離れていると、その分だけバイクがふらつきます。風の強い日ともなれば、ニーグリップをしておけば車体のふらつきも少なく、コントロールもしやすくなり、バイクと体の両方で強風に対処できるようになります。 普段よりもニーグリップを意識して、バイクのコントロールが素早くできるようにしておくと安心です。