千葉銀がシンガポール支店新設 34年ぶり海外新規出店 地銀最多の海外4支店に
千葉銀行はアジア太平洋地域への日系企業の進出や、現地でサポートする体制を強めるため、シンガポール支店を新設した。同国の金融街、ラッフルズプレイスに立地する。同行の海外での新規出店は34年ぶり。 同行では米ニューヨーク、香港、ロンドンに支店があり、これまでシンガポールにあった駐在員事務所を支店に昇格させる。4店目の海外支店は地方銀行では最多とされ、強力な海外ネットワークを築くことになる。 シンガポール支店には同行の行員と現地の職員がそれぞれ7人ずつ入る。これまでよりも同地域での融資拡大を目指す。 同じフロア内には、提携する武蔵野銀行の駐在員事務所も入居する。両行で共同イベントを開き、顧客が海外ビジネスを手がけるのを協力して支援する。