【各地で備え】凍った道路で時速40キロでブレーキをかけると 10日朝にかけて平地でも大雪の恐れ 路面の凍結に注意 福岡
FBS福岡放送
9日午後、福岡地方と北九州地方、佐賀県北部に暴風雪警報が発表されました。10日朝にかけて山沿いだけでなく平地でも大雪となる恐れがあり、各地で備えが進んでいます。
9日午後3時ごろの福岡市博多区の十日恵比須神社です。 ■阿部まみアナウンサー 「大粒の雪が降る中、『かち詣(まい)り』が始まりました。見物客も皆さんも暖かい格好をして楽しんでいます。」 日中も気温が上がらない中、博多券番の芸妓(げいぎ)たちが商売繁盛を願って神社に参拝する「かち詣り」が行われました。 ■訪れた人 「きれいでした。雪でしたが、頑張って来てよかったです。」
福岡県内各地では9日、断続的に雪が降っています。 ■阿部アナウンサー 「福岡市内、今大粒の雪が降ってきました。顔に当たるとかなり痛いです。」 福岡市の中心部では、雪が舞う中、足早に移動する人の姿が目立ちました。福岡地方と北九州地方、佐賀県北部には暴風雪警報が発表されています。 ■街の人 「めっちゃ降ってきましたね。あられくらいで降っています。」 「降ってきましたね。早くお店に行きたいと思います。」 福岡管区気象台によりますと、九州北部地方では10日にかけて強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。このため、福岡県内では厳しい冷え込みとなり、10日朝にかけて大雪となる恐れがあります。
■永易友希記者 「9日夜のさらなる冷え込みに備えて、福岡市のホームセンターでは寒さ対策グッズが売れているということです。」 こちらの店では、湯たんぽや断熱材などを買い求める人が訪れていました。 ■訪れた人 「隙間風を埋めるテープを買ってきました。エアコンだけだと結構しんどいんじゃないかなと思って。なるべく、できることはやっておこうという気持ちです。」 売り場に並ぶ「寒さ対策グッズ」は、およそ50種類です。一番人気は水で簡単に貼れる断熱シートで、例年に比べて2倍売れているといいます。 ■サンマート・外薗宏樹 部長 「まず、ご自宅の窓ガラスを軽く拭いていただいて、表面のホコリなどを落としてもらいます。その後に、ご自宅の霧吹きなどで水を軽く吹きかけてください。その後に、断熱シートを窓に合わせて貼っていく、これだけです。電気代の高騰とか言われている中で、お部屋の温度をある程度、暖かく保てるところが売れている理由かと思います。」