【スーパーテスト】「トヨタ GR カローラ サーキットエディション」は「ゴルフ R」「シビック TYPE R」に勝てるか?
トヨタ GRカローラ サーキットエディションは欧州では正式に販売されていないが、我々は運よく乗る機会を得ることに成功した。
そこで、早速ザクセンリンクサーキットへGRカローラを持ち込んでゴルフRとライバルたちに勝てるのかテストする。
もしトヨタがこの「GRカローラ」をヨーロッパに持ってきていたら・・・。そうすれば、「GRヤリス」のファンは大喜びし、家族のためのセカンドカーにふさわしい車を手に入れ、「ゴルフR」や「シビック タイプR」から隠れる必要もなかっただろう。「GRカローラ」には「if、and、but」がたくさんある。 「GRカローラ」のようなニッチモデルの投入にはユーロ7への対応やガソリン微粒子フィルターの開発費を割くことが難しいというジレンマがある。ただし「トヨタGRヤリス」は、環境対応ができることをとっくに証明している。時代の流れを的確に捉えており、多くの「ゴルフGTI」ドライバーが「GRヤリス」に乗り換え、「GRヤリス」はすぐに売り切れた。
スーパーテスト:トヨタGRカローラを独占テスト
「GRヤリス」は輸入台数が少なすぎたため、いまだにドイツ市場再投入を心待ちにしている人たちが多くいる。そして今、ファンは「スープラ」や「GR86」以上のモデルを期待しているのだ。特に、「GRカローラ」という形の「ゴルフR」の最強のライバルを・・・。
「GRカローラ」との出会い
それにしても、ドイツのナンバープレートがついたGazooの4ドアモデル「GRカローラ」を、なぜ今ここで見ることができるのだろう? 実は、週末に並行輸入業者の「ヤリスGRMN」のウェブサイトで希少モデルを探していたとき、たまたま検索ワードを打ち間違えたら「GRカローラ」が表示された。興味本位でクリックしたら、なんと、実際に3台の新型「GRカローラ」がモニターに表示されたのだ。偽りのない、本物の写真と詳細だ。月曜の朝、電話をすると、社長のハイコ シュミットが、これらの車を本当にアメリカから輸入しているのだと説明してくれた。試乗は?「ええ、もちろんオーケーです。問題ありません。ぜひ、車を受け取りに来てください」とオーケーしてくれた。翌日、我々は速攻でラインラント=プファルツ州まで行き、レンタル契約書にサインして、ザクセンリンクサーキットに向かった。