J.LEAGUE(ゲキサカ)

[3.2 J1第2節 G大阪 1-0 新潟 パナスタ] 　J1リーグは2日、各地で第2節を開催した。ガンバ大阪はホームでアルビレックス新潟と対戦。1-0で勝利した。 【写真】モナコが公開、南野拓実の“ブルーロック風ポスター” 　第1節を敵地で戦ったG大阪は、FW宇佐美貴史の完璧FK弾で追い付き、FC町田ゼルビアと1-1でドロー発進。ホーム開幕戦で今季初勝利を目指す。一方の新潟は、サガン鳥栖の本拠地に乗り込んで2-1勝利。開幕2連勝を狙う。 　試合は立ち上がりからホームチームが主導権を握った。G大阪は前半5分、右サイドでコーナーキックを得ると、宇佐美が近場で始める。MFネタ・ラヴィがゴール前に入れたボールが混戦の中から高く浮き上がると、MFファン・アラーノが右足ボレーで合わせてが、枠を捉えることはできなかった。 　G大阪は前半14分に宇佐美が遠めから強烈なシュートを放つも、ここは新潟GK小島亨介が好セーブ。同31分にはMF岸本武流が好機を迎えたが、こちらは新潟DF新井直人のスライディングブロックに遭い、先制点とはならなかった。 　試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半もG大阪が勢いをもって入った。最終ラインからパスで組み立てを図ると、MF鈴木徳真、MF山田康太らを経由して先頭のFW宇佐美貴史を狙う。ただ、新潟も前線から積極的にボールを奪いにいき、中盤での攻防が続いた。 　新潟は後半24分に決定機を迎えた。MF松田詠太郎が右サイドから攻撃を仕掛けると、カットインからMF長谷川元希にパス。リターンを受けてペナルティエリア内に侵入し、シュートまで持ち込んだが、ここはGK一森純に抑えられた。 　G大阪は後半29分にこの試合最大のチャンス。途中出場のMF倉田秋がペナルティエリア内で新潟の新井に倒されてPKを獲得すると、キッカーを務めた宇佐美がゴール左下に鋭く決めて先制に成功した。 　試合はその後一進一退の攻防となるも、互いに決定機と言えるシーンは作れない。G大阪は後半アディショナルタイム1分に選手交代を行い、レフスキ・ソフィア(ブルガリア)から加入したFWウェルトンがJリーグデビュー。1-0で逃げ切り、今季初勝利を飾った。