木野花、『ブギウギ』主演・趣里の演技力を絶賛 「ちゃんとそのレールの上に立っている」
NHK連続テレビ小説『ブギウギ』に出演中の木野花よりコメントが寄せられた。 木野が演じるのは、子育てに大変なスズ子(趣里)のもとに茨田りつ子(菊地凛子)の紹介でやってきたベテラン家政婦・大野晶子。 【写真】来週から登場 新マネージャー役の三浦獠太 木野は本作は驚きのオファーだったようで、「まさか自分に話が来るとは予想もしていませんでしたから驚きました。『私でいいのかな』と思ったのですが、今回は青森ことばの役だというので、青森ことば対大阪ことばの会話は面白そうだとうれしくなりました」と喜びを明かす。 演じる大野については、「私も見習いたいところがある」とその魅力を語る。 「台本には、働き者で正直者という感じで書かれていて、気持ちが強く、エネルギッシュで、今でいう『働く女』のはしりのような女性で自立している人だなと思いました。青森の女性の強さというか、そういうものをしっかり持ちながら、正直に自分が思うことをまっすぐ言える人です。私も見習いたいところがある女性だなと思います。スズ子さんのところにやってきて、家族のように『それは、違うと思いますよ』とスズ子さんにも助言ができる立ち位置で、これから一緒に家族のように助け合って暮らしていくことになります。今後、家族になっていくシーンが布石のように置かれていくので、そういったところを丁寧に、大事にしていこうという気持ちで演じています」 主演の趣里の芝居については、「趣里さんの人格の中から、スズ子を導き出してきたなという感じがしています」とその演技力を絶賛。 「趣里さんの人生というか、趣里さんの人格の中から、スズ子を導き出してきたなという感じがしています。笠置シヅ子さんに合わせるとか、シヅ子さん像をつくるということではなく、私は私のエネルギーを人生に注ぎ込んでいくというくらいに、今、ちゃんとそのレールの上に立っているなと感じます。不自然さがないですよね。見た目は、全然違うのに、説得力があるし、さすが趣里さんだなと思いました。以前から、演劇界で『すごい子が出てきたよ』という噂があって、それが趣里さんのことだったんですが、本当にすごくて、歌も歌えるし、踊れるし、『これまで、どこにいたの?』って(笑)。そう感じるインパクトがありますね」 最後に視聴者に向けて、「スズ子の人生にはいろいろな別れや事件がありますが、それをバネにしてその都度強くなっていくエネルギーをまず見てほしいです。そして、大野は家政婦として歌手のスズ子を支えますが、華やかな表舞台とはひと味違うスズ子の家庭生活の様子も、楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを送った。
リアルサウンド編集部