DeNAがCS進出に王手! 戸柱が攻守で奮闘&先発マスク時は直近4連勝、坂口氏「安心して任せられる」
◆ 齊藤明雄氏「高めも上手く利用する配球ができていた」 3位のDeNAは、2ゲーム差で迎えた4位・広島との直接対決に3-1で逆転勝ち。広島とのゲーム差を「3」に広げ、3年連続のCS進出に王手をかけた。 DeNA打線は1点を追う4回、2番・牧秀悟の左前打を口火に一死満塁の好機を作ると、6番・桑原将志が右翼線に落ちる2点適時二塁打を放ち逆転。なおも一死二、三塁で7番・戸柱恭孝も中前適時打で続き3-1とリードを広げた。 中5日で先発したアンドレ・ジャクソンは、3回に併殺崩れの間に先制点を失うも、5回以降は3イニング連続3者凡退をマークするなど尻上がりの投球。7回106球、3安打無失点、8奪三振2四死球の快投でリリーフ陣にあとを託した。 2点リードの8回は、3連投となった伊勢大夢が一死を奪ったところで緊急降板。それでも、急きょ登板したジョフレック・ディアスが2つのアウトを奪いゼロを刻んだ。 9回は守護神・森原康平が無失点で締め29セーブ目(2勝6敗)。好投したジャクソンは8勝目(7敗)を手にするとともに規定投球回(143回)にも達した。 1日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、8勝目を挙げたジャクソンを称えつつバッテリーを組んだ戸柱の活躍にフォーカス。試合の解説を務めた齊藤明雄氏は「低めに集めながら、高めも上手く利用する配球ができていた。ジャクソンの場合は打たれ出すと真っ直ぐを投げたがるので、上手くチェンジアップを使いながら、冷静に冷静に投げさせる戸柱のリードが良かった」と評価した。 これで戸柱が先発マスクを被った試合は、2試合連続完封を含む直近4連勝。DeNAは正捕手の山本祐大が9月15日の広島戦で死球を受け、右尺骨の骨折で離脱中だが、解説者として出演した坂口智隆氏は「戸柱選手も伊藤(光)選手もそうですけど、どちらも経験があるので安心して任せられる」と、ベテランの頼もしさについて語った。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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